THE GUILTY/ギルティ
Amazon Prime見放題終了間近の作品リストから。
総論:手に汗握る→引き込まれる→後味は鬱…😢
以下、ネタバレを含む感想です。
もし、アスガーが所掌の範囲内で動いていたら
結果論ですが、ミケルがイーベンを精神病院に担ぎ込み終了していたでしょう。
オリバーの死はミケルにより隠蔽されたかもしれませんが、
病院に担ぎ込まれた際、イーベンの手が血まみれだったことを思うと、
警察も動いて収まるところに収まったかと思います。
つまり、アスガーが所掌を超えて余計なことをしまくった結果、
イーベンは助かったわけですが…
アスガーは翌日の裁判で真実を暴露するつもりでしょうし、
同僚のラシードも偽証罪に問われることが示唆される終わり方…。
悪い未来しか見えない後味の悪い終わり方でした。
精神を病みかけているアスガーを配置するには絶好の風通しのよい職場
ではありません。
全編通して、緊急通報指令室の様子が描かれるわけですが、
アスガーの心証を反映してか、全体的に暗い雰囲気。
コールセンターは精神的負荷が高い職場なのに加えて、
人の生き死にに関わる緊急通報指令室の職場環境は劣悪の一言。
問題を起こしての左遷人事とはいえ、
カウンセラーにかかってるような患者をそんな部署に配置するか…?
とデンマーク警察人事の良心を疑いました。フィクションですけど。
Jabraのステマ
全編通して、Jabraのヘッドセットが光ります。
2020年のコロナ禍でヘッドセットが市場から消えた時期がありましたが、
この時期に公開していればダイレクトマーケティングになったかも。
惜しいことに2019年の公開です。
映画としては斬新でした
全編通して緊急通報指令室の様子のみで、外の状況は電話を通した音声情報のみ。
観客はとても引き込まれます。
映画としては斬新で、NetFlixでリメイクもされているようです。